フリーランスの実態とは　～報酬・営業活動～

作成日：2019/01/25 （金）フリーランス

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フリーランスという働き方を選ぶ人は年々増え続けています。

新卒で企業に就職し、エンジニアとして数年のキャリアを積んだのち、フリーランスの道を選ぶ。これがまさに、フリーランスとなる方の王道と言えるでしょう。
また、フリーとなった動機としては、「フリーランスになれば報酬が増える」「自分のスキルをよりスムーズに、理想的に磨くことができる」などがやはり多いようです。そして、昨今のIT技術は日々進化と成長をし続けているので、エンジニアの仕事も存分にあるはず、と思っていらっしゃる方ばかりです。

では、現実にはそんな方々はフリーランスになって、しっかりと理想を実現できているのでしょうか。ここでは、フリーランスの実態をご紹介していきたいと思います。

フリーランスの実態1　～報酬編～

月額報酬はアップすると考えて良いでしょう。

しかし、正社員や契約社員でなくなることで、大きな保証も失いますし、ボーナスなどの手当てもなくなる為、月額報酬が上がったからと言って金銭感覚が麻痺してしまわぬよう、十分な管理が必要です。

フリーランスの実態2　～案件探し編～

フリーランスが案件を獲得していく方法は、大きく分ければ以下の2つに分けられます。

・これまでの人脈を活用し、自ら営業活動を行う
・フリーランス案件を扱うエージェント会社に登録し案件を紹介してもらう

自分をアピールすることが苦で無い方や、有効な人脈をお持ちの方には前者が向いているといえます。とはいえ、業務と並行して次回の案件を獲得していくことは非常に労力のいることですから、業務だけやっていたい、といった理由でエージェントを利用する方もいらっしゃいます。
個人では出会えないような大口の案件に参画できるというのもエージェント利用のメリットであり、エージェントと使うか否かはそれぞれの好みです。

フリーランスの実態3　～業務内容編～

参画現場にもよりますが、正社員とあまり大差がない場合も多いです。

しかし、フリーランスは即戦力が求められているということもあり、『○○を学ばせてもらえる』『この現場で新しい技術を身に付け、思い切ってスキルチェンジしよう！』などという、自分本位な考えだけではいけません。
現場はあなたの教育費を払っているのではなく、確かなスキルと働きに期待して報酬を払っています。向上心は大切ですが、節度のある行動を心がけることが重要となってきます。

そして、エージェントを利用しないという意味での完全な独立を目指すのであれば、業務以外にも税金の処理や経理処理などを確実にこなさなくてはならないことも忘れてはなりません。

フリーランスの実態4　～技術力編～

フリーランス、と聞くとものすごくハードルが高く聞こえ、ハイパーエンジニアでないとなれないように思われがちですが、誤解を恐れずに言えば、実は、技術力はそれほど高くなくとも構いません。
現在、どの企業も常に人手不足ですから、SE、PGに関わらず、活躍できる場は豊富にあります。

しかし、多くのエンジニアがフリーランスになれるからといって、想像していた報酬が出るかといえばそうではありません。多くの現場の報酬はスキル見合いで決定します。フリーランスは案件ごとに報酬が決まり、変化していくわけです。
毎回毎回の商談であなたの技術力はシビアに評価され、報酬に影響していくということは常日頃から胸にとどめておきましょう。