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ギークス初のAIハッカソン開催!創造と挑戦が交差した一日

作成日:2026/01/15(木) TECH

ギークス初のAIハッカソン開催!創造と挑戦が交差した一日

生成AIが急速に社会に浸透する中で、ITエンジニアに求められるスキルにも変化が訪れています。
単に「AIを使いこなす」だけでなく、AIを活かして新しい価値を“創り出す”ことができるか。この違いが、これからのエンジニアにとって大きな意味を持つようになってきました。


そんな時代の変化を背景に、ギークス株式会社は“「AI HACKATHON Powered by GEECHS JOB」を初開催いたしました。


テーマは「AIで創り出せ、新しい体験を。」生成AIを活用し、現実の課題を解決する新しいプロダクトを開発することを目指し、さまざまなITエンジニアが集結しました。


成果発表会が2025年10月26日の渋谷のSAKURA DEEPTECH SHIBUYA -Global Innovation Hub-にて開かれ、その様子はZoom配信されました。


参加者の皆様の熱意がひとつになった、当日の活気あふれる会場の様子をレポートいたします。

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開催の背景:AI時代の「受け手」から「創り手」へ

開催の背景:AI時代の「受け手」から「創り手」への画像

今回のハッカソンのテーマは「AIで創り出せ、新しい体験を」。限界を超える挑戦の場として、所属も年齢も異なるITエンジニアたちが参加し、AIを活用した新しい価値創造を体験していただくことを狙いとして開催しました。


主催者である弊社マーケティング部の小澤より、「ウェビナーやセミナーとしてインプットの場を提供できていたが、アウトプットする場をご用意できていないという思いがあった」と、今回のハッカソンの企画背景が話されました。

イベント概要:生成AIでプロダクト開発に挑んだ10日間

開催概要

開発課題とチーム分けが発表されたのは、10月17日の夜でした。参加者は4組のチームに分かれ、以下のいずれかの開発課題に挑戦して頂きました。


  • 生成AIを用いた「0→1」のアプリ新規開発
  • Webチャットアプリの生成AIを用いた追加機能開発

開発期間は、成果発表会が開かれた10月26日の15時までのわずか10日間となります。

イベント概要:生成AIでプロダクト開発に挑んだ10日間の画像

審査

審査は「技術力」「生成AI活用度」「創造性」「社会的影響度」の4つの評価軸で行われ、それぞれ異なる専門性を持つ4名の方々にご担当いただきました。


<審査委員長>高根沢光輔 氏
アンドドット株式会社 CTO
2011年にエンジニアとして活動を始め、これまで多数の企業でWEB系のFullstack-Engineer・EM・TL・PdMとして従事。大学では自然言語処理技術を組み込んだAIサービスの開発・研究を行う。 現在、アンドドットでCTO、人材テック企業でTL、スタートアップ企業でEM/技術顧問を務める。近年は生成AI技術に注力し、生成AI Agentピッチコンテストへの参加や、生成AI関連イベントに登壇するなど、最先端の生成AI技術の普及に取り組んでいる。好きな言葉は”爆速”


小森一輝 氏
アンドドット株式会社 AIスペシャリスト
外資IT企業にて、Cloud Solution Architectとして自治体や大手エンタープライズを対象にAzureの導入や生成AI利活用支援に従事。2024年よりアンドドット株式会社にてAIスペシャリスト就任。2025年2月、合同会社 Bit Blend を設立、代表に就任。


佐藤律希 氏
株式会社AilaB 代表取締役CEO
エンジニア×事業開発/元ランサーズBE。複数ゼロイチを成功。AI実装や戦略・システム開発・ファイナンス・事業開発・M&Aの実務を横断。検証→実装→価値化を高速化。関西最大級モンエグハッカソン・信州ハッカソン主催、IVSハッカソン共催。直近では静岡県伊東市よりビジコン受託。
「現場の温度 × AI実装 × 証跡で、机上の計画を動く事業に変えます。」


小池祥太郎 氏
東急不動産株式会社 渋谷事業本部 タウンマネジメント部 スタートアップ共創グループ 課長補佐
2015年に新卒で東急不動産に入社。経営企画部への配属を経て、2017年より東急ステイ株式会社(当時)へ出向。東急ステイアプリの新規開発や予約システムの刷新に従事。東急リゾーツ&ステイ株式会社に統合後はホテル・ゴルフ場・スキー場等のリゾート施設を横断したポイント制度の導入やマーケティング業務を担当。2023年より東急不動産に帰任し、広域渋谷圏戦略の策定、竣工物件のPR、ゲーム事業等を幅広く担当し、現在はスタートアップ共創事業を担当。



参加チーム一覧

  • Hera
  • ビ・ボル・トン
  • CCC
  • 宇宙スイーパー

プロダクト紹介:4チームが描いた“AIの未来図”

プロダクト紹介:4チームが描いた“AIの未来図”の画像

AIファミリー・シミュレーター

チーム"Hera"は、少子化という社会課題に着目し、未来の家族の日常をシミュレートする「AIファミリーシミュレーター」を開発しました。出産や育児への不安を和らげるため、家族との日常や子供からの未来の手紙を擬似体験できるアプリケーションです。


ユーザー情報を収集する”へーラー”、未来の家族として対話する”ファミリー”の2種類のエージェントを用い、へーラーが十分な情報が収集できたタイミングでファミリーに切り替える構成がとられていました。対話UIでは、エージェントと没入感高く対話できるように、リアルタイムリップシンクするLive2Dアバターを用意する工夫をされたとのことです。また、エージェント開発ツールとしてLangGraphを利用しているチームが多い中、このチームはGoogleのADK(Agent Development Kit)を利用していました。


チームHeraの発表内容はこちらからご覧になれます。

プロダクト紹介:4チームが描いた“AIの未来図”の画像

Memesis AI

チーム"ビ・ボル・トン"は、アイデアの進化を生物学的な進化過程のように捉えたアイデア進化エンジン「Memesis AI」を開発しました。アイデアを司るAIエージェント同士で競争を繰り返させ、生き残ったより強いアイデアを提案させるシステムです。


代謝、相互作用、選択、繁殖などの複数エージェントを協調させ、ユーザ要望への適応度に応じてアイデアを淘汰させることによって、生物学的な進化の過程をシミュレートされています。アイデア間の類似度はTextEmbeddingモデルを用い、テキストをベクトル化して算出しているとのことです。生成AI利用においては、エージェントの目的に応じてtemperatureパラメータを調整し、アイデア生成など多様性が必要な場合には1以上に設定する、といった使い分けの工夫をされていました。これは、AIの回答から「無難さ」を排除し、生物の進化に不可欠な「突然変異」を意図的に引き起こすための設定です。あえてAIのリミッターを外して論理の飛躍を許容することで、人間では思いつかないような異質でクリエイティブなアイデアを強制的に生み出しています。


チームビ・ボル・トンの発表内容はこちらからご覧になれます。

プロダクト紹介:4チームが描いた“AIの未来図”の画像

CAPITAL CAT CHAT

チーム"CCC"は、投資の相談にAIが答えてくれる「CAPITAL CAT CHAT」を開発しました。投資初心者が直面する情報過多や知識不足といった壁を、AIを用いて解決することを考えたアプリケーションです。


投資戦略の策定や特定の株式に関する情報収集など、様々なユースケースのワークフローが用意されていました。これらはカウンセラーや企業・財務分析、特定株評価といった複数エージェントと、MCPを用いた外部連携により実現されています。DifyのようなGUIの設定画面が実装されており、ノーコードでエージェント同士の連携ワークフローを編集できるようになっていました。更に、"YouTube運用代行"という動画生成〜アップロードをさせるワークフロー機能の転用例も披露されました。


チームCCCの発表内容はこちらからご覧になれます。

プロダクト紹介:4チームが描いた“AIの未来図”の画像

CrystalBridge

チーム"宇宙スイーパー"は、生活保護のような行政支援を必要とする方々の行動を支援する「CrystalBridge」を開発しました。そもそも行政制度を知らなかったり、公開情報の内容が難しいために実際の行動に結びつかない問題の解決を目指したアプリケーションです。


このアプリケーションでは、行政制度の解説漫画をAIで生成する機能や、行政情報をもとに構築されたRAGを用いて回答する対話AI機能を持っています。加えて、行政イベントへの参加支援機能として、暗号資産ウォレットプラットフォームであるMetaMaskとの連携機能が実装されていました。NFTによる参加証明や、イベント参加へのインセンティブを高めるリワード決済機能が用意されていました。


チーム宇宙スイーパーの発表内容はこちらからご覧になれます。

優勝チームの発表

30分間の審査を経て、ついに優勝チームの発表です。


優勝チームは、「CAPITAL CAT CHAT」を開発したチーム"CCC"でした。


審査員からとりわけ評価が集まったのは、その高い拡張性と技術力でした。投資相談という機能が十分に使えるものであることに加えて、非エンジニアも扱えるようなローコード汎用AI基盤を構築したことや、ワークフローを用いて生成された動画の品質の高さに注目が集まりました。

優勝チームの発表の画像

審査委員長の高根沢氏からは「今回のハッカソンは、いかに新しい体験をAIを使って作れるか、ということが1つのテーマだった。チャットだけでなく、動画をアウトプットにしたり、ワークフローを自分で作れるようにしたりと、色々な体験がプロダクトに組み込まれている点の評価が高かった」とコメントされました。

優勝チームのインタビュー

優勝チームのインタビューの画像

技術選定は「してません」──生成AIを最大限に信頼

技術スタックの選定はしていません。AIに実装してもらっている部分が大きいため、あれもこれもと"好き放題"に技術を追加できました。この点は生成AIハッカソンの特徴といえる部分でもあり、最終的なアウトプット量に繋がった1つのポイントなのではないかと感じています。とお話いただきました。


人間が邪魔をしないこと──短期開発のスピード感

短期間で成果を出すために意識したこととしては、なるべく人間がAIのコーディングの邪魔をしないようにすることや、あまり細部に拘らずテストが通ったら良いとどんどん作っていくことを挙げていました。結果として「人間がやるよりAIの方が早く、クオリティも高いことをまざまざと感じることができた」と話されていました。


即席チームでも成功できる──チームビルディングの気づき

一方で開発中の壁としては、初対面同士での開発ということで最初は不安もあったり、誰がリードするかといったチームビルディングに悩んだことを挙げていました。しかし最終的には生成AIの力とチームの柔軟性が噛み合い、プロダクト完成にまでたどり着きました。「即席チームでもここまでできると学んだ」と語っていました。


未来のハッカソン参加者に向けて

「迷っていたが参加して本当に良かった。是非参加しましょう」
「普段できないことにチャレンジできる非常に良い機会」
「経験が浅くても、チームで協力すれば必ず貢献できる部分を見つけられる」
とメッセージを送りました。


「普段とは違う環境で自分の力を試す場」は貴重です。
こうしたイベントを通じて、スキルの可視化や、ポートフォリオに残る成果物を得られる点でも大きな価値があるといえるでしょう。

参加者インタビュー:「AIを、創造の共犯者に」

参加者インタビュー:「AIを、創造の共犯者に」の画像

参加者からは、業務とは違う「ワクワクできる舞台」を経験したいと参加し、実際にずっとワクワクし続けて開発できた、という嬉しいご感想を頂きました。またあるチームでは、チームメンバーが各々作ってきたものを結合してちゃんと動くことを確認したとき、一番盛り上がった、というエピソードが話されていました。


また、今回のハッカソンに参加した多くの方が「AIの進化」を実感したと述べていました。「ここまでできるのだと、AIの凄さに改めて気付かされた」、「それなりに勉強しているつもりだったが、まだ足りないと気付かされた」といった気づきを話す方がいました。あるいは、他チームの成果を見てエンジニアたちのAI活用スキルもまた向上していることを感じ、危機感を強めた、という方もいらっしゃいました。


主催者である弊社マーケティング部の小澤からは、「単にアウトプットだけでなく、チームでの開発を通じて参加者同士が仲良くなったり教え合ったりする良い場になった」と今回のハッカソンを振り返り、「エンジニアやデザイナーなどのIT人材がもっと活躍できるような世界を作っていけたら」と語りました。

まとめ:AIと人が共創する未来へ

ハッカソンを通じて見えたこと

今回のハッカソンで浮かび上がったのは、生成AIの登場によって短期間で開発できる量が飛躍的に大きくなっていることです。優勝チームに限らず、とても一週間少々で作ったと思えない力作ばかりで、一人あたりの開発生産性が大きく変化していることを肌で感じる結果でした。


一方で、人が持つ社会課題の解決のような目的意識やアイデアが重要となっていることもまた言えることでしょう。今回のハッカソンは「AIで創り出せ、新しい体験を。」というテーマを掲げ、技術力だけではなく社会的影響度も評価軸としました。社会課題の解決を目指してAIエージェントを用いたプロダクトを作ること、そしてAIと考えて開発するそのプロセス全体が、人とAIが「共に創る」フェーズに移行していることを心から感じさせるものでした。


またハッカソンは、生成AIを媒介に多様なバックグラウンドの参加者同士もコラボレーションできる場でもありました。
弊社はAIと人が、共創する場を作ることをこれからも支援していきます。



あとがき

この短期間でローコード汎用AI基盤やAI動画生成がしっかりと動く形で実装されていることに衝撃を受けました。今回のハッカソンを通じて、AIとの共創がもたらす可能性の大きさと、それを実現するエンジニアたちの柔軟な発想力を目の当たりにしました。


ギークスは、テクノロジーを通じて“人の可能性”を拡張する挑戦を続けていきます。


今回のハッカソンのアーカイブ動画をぜひご覧ください。
https://youtu.be/OBQX86Zcp6M?si=2gousgtrS93ayb8Z

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