【2024年版】出社回帰！？ITフリーランスにおける案件の実態

近年のワークスタイルの変化で、特に大きなものとしてリモートワークの導入があげられます。多くの企業で推進されてきたリモートワークですが、今後はどのように変化していくのでしょうか。

最新の調査によると、東京都内の企業のリモートワーク導入率は、2021年には64.8%だったのに対し、2023年5月以降は45%*¹前後となっています。

出社回帰の動きが見られる一方で、リモートワークに関する意識調査では、80％以上の人が「リモートワークは現状と同等、もしくは広がっていくと思う」*²と回答する結果となっています。

地域や職種による差はあるものの、生産性の観点からもリモートワークは一過性のものとならずに、オフィスへの出社と組み合わせた働き方として継続されていくことも考えられます。
しかし、現状では企業の実態と働き手の意識においては二極化していることが見てとれます。

▼参考
*¹ 東京都 産業労働局「テレワーク実施率調査結果　2023年8月」
*² 公益社団法人 日本生産性本部「テレワークに関する意識調査 結果概要　P30」

出社回帰が進む一方で、ITエンジニアとしてフリーランスで活躍する方にとっては、リモートワークで最先端の技術やプロジェクトに参画できるかは、案件選びの重要なポイントになってくるのではないでしょうか。
当社が実施した「ITフリーランスが案件選びで優先する項目」*³の調査では、「報酬金額」「作業内容」「常駐/リモートワークをする頻度」がトップ3という結果が出ています。

一時期はリモートでの参画が一般的だったことにより、他の希望が優先される傾向にありましたが、今後出社回帰の動きが活発化するにつれリモートワークの可否は案件選びの優先度として上がっていくことが予想されます。
そのような状況においても、現在ギークスジョブ経由で活躍されているITフリーランスの多くがリモートワーク可能案件に参画しています。

また保有案件の大多数が、面談から参画まで全てオンラインで完結するため、エリアを問わず案件のご紹介が可能です。
ギークスジョブでは全国どこからでも参画できるよう、幅広く案件を取り揃えており、ライフスタイルやキャリアの選択の幅を広げることができます。

▼参考
*³ ギークス株式会社「ITフリーランスに聞いた案件選びに関する意識調査」

では、ITフリーランスの需要はどのように変化していくのでしょうか。
当社が発表した「ITフリーランス案件倍率レポート」*⁴によれば、2023年4月〜9月の平均倍率は9.26倍にものぼり、案件数については前年度と同等もしくは増加傾向にあります。企業にとってIT人材の確保は依然として難しい状況にあり、ITフリーランスの需要は高いことが分かります。

今後のトレンドとしてブロックチェーン、AIに関連する案件の増加が予想されます。トレンド技術に知見・経験があるエンジニアはまだ少ないという背景から、最新技術の知見を持つエンジニアは特に需要が高まっていくことでしょう。

▼参考
*⁴ ギークス株式会社「ギークス案件倍率レポート2023年11月」

目まぐるしく変わるワークスタイルに、技術、トレンドなど特にITエンジニアは時代の変化の煽りを大きく受ける職種でしょう。
そんな変化に対応するには、定期的に案件を見直したり、技術の習得に励んだり、市場感をきちんと把握することが大切です。

ギークスジョブでは豊富な案件の中からトレンドをおさえた案件のご紹介や、専任担当からの定期的な情報提供を行なっております。
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