【企業向け】採用担当者様必見、ITエンジニア採用を成功させるコツ
【こちらは企業担当者様向けの記事です】
さまざまな職種のなかでも、ITエンジニアの採用にまつわる課題の深刻さは年々増しています。ITエンジニアは慢性的な人材不足が続いており、優秀なエンジニアほど引く手あまたの売り手市場です。また採用担当者という立場であっても、候補者へ自社の魅力づけをしたり、候補者と要望のすり合わせをしたりするうえで、開発や技術にまつわる専門知識が必要な点もまた、エンジニア採用が特殊で難しいと言われる理由でしょう。この記事では、エンジニア採用にお悩みの人事担当者様・採用担当者様が、すぐに実践できる成功のコツをご紹介します。
リモートワークの推進、在宅OKでもエンジニア採用難は継続中
近年の社会情勢に伴う生活様式の変化によって、社会全体や採用状況にも変化がありましたが、ITエンジニアの需給トレンドに限っては大きな影響がありませんでした。当社が発表した「ITフリーランス案件倍率レポート*¹」によれば、2023年4月〜6月における案件倍率は7.88倍となり、売り手市場が今もなお続いていることがわかります。
ITエンジニア採用への近年の大きな変化といえば、リモートワークの推進で働く場所を問わない採用活動が活発になった点が挙げられます。候補者の居住地に縛られることなく全国のエンジニアへリーチできるため、採用の母集団は増えているはずです。それでも採用人数の確保に苦戦しているとすれば、それはなぜでしょうか。
いまでは多くの候補者が「在宅作業が可能であること」を希望条件に入れています。つまり採用担当者が全国へリーチできることの裏返しで、ITエンジニアも全国へアプローチしているということです。数ある求人情報の中から、自社の仕事を選んでもらう「魅力づけ」がより大切になってきたと言えるでしょう。以下では「案件情報」と「面談」という2つの段階に分けて、魅力の伝え方について解説していきます。
エンジニアの意向を高める「募集要項 / 案件情報」の書き方
エージェントを活用した採用過程では、募集要項や案件情報の提示が候補者との最初の接点となります。まずは候補者に興味を持ってもらえる、魅力的な募集要項/案件情報を作成しましょう。
ここでのゴールは「面談に参加したい」と思わせることです。ITエンジニアは売り手市場ですから、数多くの募集要項や案件情報を見比べています。候補者がもとから知っている企業やサービスであれば、そのブランディングイメージも影響しますが、そうでなければこの書面に記載されている情報が、候補者が手に取る情報のすべてとなります。
開示している情報が少なすぎると、候補者にとっては働くイメージが湧きづらく、面談に進む優先順位を下げてしまいます。逆に、現実離れした理想条件が列挙されていたり、逃れようのない厳しい規定を露骨に表現されていると、自分とは無縁の仕事だと感じ、すぐさま辞退されてしまいます。
もし面談前に辞退されることが多いなら、募集要項や案件情報のなかに、多くのITエンジニアがネガティブに捉えてしまう項目があるはずです。それを見つけてフォローのコメントを追加したり、「面談であなたのご意向をお聞かせください」と歩み寄りの姿勢を示すことで対処してみましょう。
さらにITエンジニアの興味を惹きつけるには、取り入れている開発環境など技術的な部分の言及が欠かせません。向上心がある優秀なエンジニアであるほど、最先端の技術やトレンドに高い関心を持ち、スキルアップが叶う仕事を探しています。
自社の開発環境がトレンドに即したモダン環境であれば、アピールポイントとして打ち出すべきです。もしそうでなくても、話題の技術にまつわるスキルアップ研修会の実施や学習支援制度など、技術力向上にまつわる前向きな様子を伝えると良いでしょう。
<募集要項/案件情報 作成のポイント>
・仕事をするイメージが湧く程度に詳しく
・条件の緩和や変更ができる項目は予め記載する
・懸念に思われやすい事項にはフォローアップを
・モダンな開発環境はアピールポイント
・スキルアップできる環境をアピール
他社よりも優位に立つ「商談 / 面談」の対策
面談は候補者に直接、自社の魅力を伝えることができる貴重な機会です。候補者を知ることと同じくらい、自社の魅力を伝えることや、双方の意向をすり合わせることに重点を置きましょう。
面談終了時に目指すゴールは、オファーを出したときに快諾がもらえるくらい「温度感を高めること」です。最終的には他社との比較や報酬などの条件を加味して、相対的に判断することになりますが、まずは絶対評価で参画したいと思ってもらえるくらいの温度感に育てましょう。
そのためには一方的な会社紹介や仕事内容の説明以上に、働く環境の理解や懸念事項のすり合わせのための、ディスカッションに時間をかけましょう。会話を重ねるうちに、より具体的に働くイメージを抱いてもらえるからです。
このディスカッションでは、直属の上司やPMなど仕事上で多くの接点を持つ方がキーマンです。他の職種と同様に、ITエンジニアも職場の雰囲気や人間関係を重視しています。仕事内容や開発環境に納得した先に、一緒に働くことになる方と相性がよく、信頼関係が築けそうだと感じることが参画意欲に直結します。
昨今では開発メンバーの積極的な参加が、エンジニア採用を成功させる重要なポイントのひとつになっています。面談への参加は、ITエンジニア職の本業とは異なる仕事内容になりますので、面談での役割を明確にして、候補者との会話がはかどるよう事前対策を行いましょう。
そして面談終了後、参画オファーの連絡はなるべく速やかに行いましょう。日数が空いてしまうと、せっかく面談で高めた温度感が冷めてしまったり、他社選考が進んだりと、候補者の状況に変化が起きてしまうからです。面談終了後に依頼するのかお見送りにするのか、その判断を早くするため、事前に判断基準を明確にし、社内稟議の確認をしておくことが大切です。
<商談/面談 のポイント>
・ディスカッションに時間を使う
・開発チームの協力を仰ぐ
・仕事上の接点が多い人に同席してもらう
・面談後のオファー連絡を早くする
正社員採用が難しい即戦力のITエンジニア。フリーランス活用もご検討ください
ご紹介したように、まずは募集要項や面談のブラッシュアップをおすすめします。それでもITエンジニア採用に課題は尽きないことでしょう。
ITエンジニア採用にお悩みでしたら、ぜひフリーランスの積極活用をご検討ください。正社員の場合は数ヶ月かかる選考過程も、フリーランスでしたら最短1営業日で決定するスピードの早さが魅力です。必要なときに必要なだけ即戦力のリソースを確保できるため、コストやリスクを抑えた企業経営にも役立ちます。
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