フリーランスのDeFiエンジニアになるには? 最先端技術でキャリアアップを目指そう
ブロックチェーン技術がつくる分散型の次世代インターネット環境「Web3.0」において、その実用化を牽引するカテゴリーのひとつに「DeFi」と呼ばれる金融関連分野があります。従来の中央集権的な金融システムから分散金融へと変革し、お金そのもののあり方や、人とお金の付き合い方が大きく変化することが期待されています。
世界的に注目を集めるDeFiですが、日本国内のシステム開発の現場でもいままさに新サービスの開発が進行中で、DeFiエンジニアの募集求人も徐々に増えてきました。こうした求人トレンドは、ITフリーランスにおいても例外ではありません。
この記事ではDeFiの技術的な仕組みや活用例をはじめ、フリーランスエンジニア市場における需給状況を整理していきます。最先端技術を扱ったキャリアアップを目指すなら、冷静な状況分析と早めのアクションが吉になるでしょう。
DeFiエンジニアと、ブロックチェーンエンジニア
DeFiエンジニアとは、ブロックチェーンエンジニアのなかでも金融関連のDeFiを取り扱うエンジニアを指します。業務内容はブロックチェーンエンジニアと同様に幅広く、ブロックチェーン自体を開発する場合でも、既存のブロックチェーンを用いたアプリケーションを開発する場合もあります。開発するサービスがDeFi関連であれば、どちらもDeFiエンジニアと同一の呼び方をされますが、業務内容は大きく異なりますので、フリーランス案件を探す際には注意が必要です。
DeFiとは、中央管理者を必要としない新しい金融システム
DeFiは「Decetralized Finance」の略称で、直訳すると「分散金融」を意味します。従来の金融システムでは要となっていた、中央銀行を始めとする銀行システムそのものや、金融商品を取り扱う証券会社や生命保険会社などといった金融機関にあたる管理者が存在しない、新しい金融システムを指します。ブロックチェーン技術によって、中央管理者を介さずに個人間でお金のやり取りが可能になりました。
例えば銀行でいうと、支店や窓口、ATMといった場所や機械、さらには銀行員がいないので、手数料はこれまでに比べて安く最小限。またすべてがシステム処理されるため、登録や送金などの手続きにまつわる時間も削減できます。
DeFiと聞いて一番にイメージするのは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨ではないでしょうか。仮想空間やゲーム環境下での支払いはもちろん、昨今では現実世界でも通貨として流通し始めました。ただ現在は投資対象として売買している資産家も多く、値動きが安定しないといった側面もあります。
本来の意味でのDeFiとは、中央管理者がいない新しい金融システムとそのサービスを指しますが、DeFi関連の金融商品を販売する金融業やそれにまつわるアプリケーションも、広義でDeFiと呼ぶこともあります。
DeFiにまつわるブロックチェーン技術の基礎知識
◆中央管理者を不要にした、スマートコントラクト
スマートコントラクト(smart contract)とは、所定の条件を満たしたとき、ブロックチェーン上で自動的に契約や取引が実行される仕組みを指します。この技術によって、中央集権的な信頼できる仲介者が必要なくなり、決済や送金なども金融機関を介することなく、ブロックチェーン上で完了します。
スマートコントラクトで成立した契約は基本的に、第三者はもちろん、本人ですら変更することはできません。また取引内容は複数のネットワーク参加者同士で分散して保存されるため、不正や改ざんが起こりにくく、透明性に優れているともいえます。こうした特徴から、スマートコントラクトはDeFiになくてはならない技術です。
◆スマートコントラクトに支えられるDApps
DApps(decentralized applications)とは、スマートコントラクトを用いた分散型(非中央集権型)アプリケーションの総称です。具体的にDeFi関連のDAppsといえば、仮想通貨の取引所にあたるDEX(decentralized exchanges)や、貸付管理を扱うレイティングプラットフォームなどが挙げられます。
フリーランスDeFiエンジニアに求められるスキル
ではDeFiエンジニアとしてフリーランスの案件・求人を獲得するには、どのような経験やスキルが必要なのでしょうか?
システム開発の実務経験3年以上
DeFi関連サービスは盛り上がっているものの、実務上でその開発経験があるエンジニアは多くありません。つまり募集に対して、対応できるエンジニアが不足している状態が続いています。こうした状況ですから、普段は実務経験が豊富で即戦力が重視されるフリーランス市場においても、いまなら実務未経験でもチャレンジできる可能性があります。ただし参画後のキャッチアップの速さや、上質なアウトプットが期待できるだけの、システム開発者としてのベースとなる知識や経験は欠かせません。
ブロックチェーンと暗号技術の理解
実務経験を問われることは少ないですが、その分興味関心の深さと技術に関する理解、そして熱意といったところが、他の候補者と差別化を図るポイントになるでしょう。まずはブロックチェーン技術が誕生した背景やその技術的な仕組み、さらにDeFiにおいては暗号技術を取り扱うことになりますから、公開鍵暗号やハッシュ関数などは抑えておきたいスキルになります。
「Solidity」などスマートコントラクト開発言語
スマートコントラクト言語の習得は、明確なスキルとして顧客へアピールするときに役立つでしょう。なかでもイーサリアムを動かすときに使われている、Solidityという開発言語から取り組むことをおすすめします。DeFi関連のDAppsのほとんどは、イーサリアムブロックチェーン上に構築されているため、多くの開発環境で採用されており汎用性が高いからです。またSolidityは静的型付け言語でJavascriptに似ているので、WEBシステムを開発してきたエンジニアなら馴染みやすい言語でもあります。
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世界的に注目されているWeb3.0やDeFi分野ですが、もちろん日本でもますます実用の幅が広がっていくでしょう。エンジニアとして最先端技術に挑戦したいという気持ちがあるなら、フリーランスとしての挑戦を応援します。特にまだ仕事上で扱ったことがあるエンジニアが少ない、この黎明期に一歩踏み出せると、今後のキャリアに大きな影響をもたらすはずです。
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