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Tech Valley

Tech Valleyセミナーレポート「『新しい開発のリーダーズ ペライチのCTO&CFO登壇』~エンジニアに伝えたい!ノーコードサービスの競争戦略~」

エンジニアに伝えたい!ノーコードサービスの競争戦略

ITフリーランスに特化した20年の支援実績を持つギークスでは、「Tech Valley(テックバレー)」と称し、エンジニアを対象とした最新の技術を学ぶ機会や知識を深めるセミナーを実施しています。

今回は「『新しい開発のリーダーズ ペライチのCTO&CFO登壇』~エンジニアに伝えたい!ノーコードサービスの競争戦略~」と題して、株式会社ペライチとタイアップ。

取締役/CFO 藤本 旬氏・執行役員/CTO 瀬川 伸一氏が登壇し、開発スピード維持のための取り組みやマーケットインの開発を行うための工夫など、ノーコードサービスの競争戦略についてお話しいただきました。
さらに、後半部のトークセッションでは、顧客ファーストなサービス開発におけるエンジニアのあり方や、ノーコードサービス提供におけるプライシングの決め方など、「ノーコードサービスづくり」のリアルな声が聞ける貴重な1時間となりました。

この記事の目次

開催の背景

「Tech Valley(テックバレー)」は「エンジニアの好奇心を満たす出会いが見つかる」をコンセプトにした「企業」と「個人」を繋ぐ技術イベントです。
毎回テーマを変え、企業の代表やCTOをお呼びして、パネルディスカッションや講演など様々な形で開催しています。
今回は、「geechs job(ギークスジョブ)」にご登録いただいているITフリーランスの方々からの「話題のノーコードサービス開発について話を聞いてみたい」といった声をもとに、本セミナーを企画いたしました。

登壇者紹介

藤本 旬氏

藤本 旬氏株式会社ペライチ 取締役CFO

カリフォルニア州立大学卒業後、新卒でみずほ証券に入社。M&A関連業務や合併業務に携わった後、米国みずほ証券にて経営企画に従事。
帰国後はエクイティーキャピタルマーケット部門で資金調達関連の業務を進め、2018年にみずほ証券を退社。
その後、EY新日本有限責任監査法人にて金融機関向けの戦略コンサルティング、2020年からはPwCコンサルティング合同会社にて国内外のPEファンド向けのサービス提供・コンサルティングなどの経験を経て、2022年1月にCFOとしてペライチに入社。
財務統括のほか、コーポレート部門全体や採用など幅広く管掌している。

瀬川 伸一氏

瀬川 伸一氏株式会社ペライチ執行役員CTO

高専卒業後、新卒でSES企業に入社。通信キャリアのプロジェクトに携わる中でインフラ、ネットワークに関する知見を深める。
その後、Web系のスタートアップ複数社での開発経験を通じて、フルスタックのスキルを身につけ、現在もエンジニアをしながら複数社の役員や技術顧問を兼任。
ペライチとは立ち上げ当初の2014年に創業者とコワーキングスペースで出会ったことをきっかけに関わりを持ち、1年後に業務委託の技術顧問としてジョイン。2022年10月に社員として正式に入社すると同時に、執行役員に就任。現在はCTOとして開発部全体の技術力の底上げや生産性の向上に向けた取り組みを先導している。

ファシリテーターは、ギークス株式会社マーケティング部のMakinoが担当しました。

セミナーの内容

アジェンダ

セミナーの前半部では、開発スピード維持のための取り組みやマーケットインの開発を行うための工夫など、ノーコードサービスの競争戦略についてお話しいただきました。

【前半部】CFO(藤本氏)&CTO(瀬川氏)が語る業界で生き残るための競争戦略

前半部では、まず開発スピードを維持するための工夫と取り組みについて、CTO瀬川氏からお話しいただきました。

ペライチ社は2014年の創業から、ホームページ作成機能を中心に中小企業の抱える課題を解決する機能を多数提供しています。創業からの10年間、毎年新たなサービスをリリースし、多機能なサービスに成長しました。サービスはどんどん拡大する一方で、次のような課題も出てきたそうです。

①プロダクトの拡大を優先して開発を進めていた中、使用フレームワークのサポートが終了することになった
②開発の生産性向上のためDevOpsを推進し、開発フローや運用体制を見直した結果、リリースが5倍以上に増え、デプロイ作業待ちがボトルネックとなってしまった
③人員の入れ替わりにより、開発が活発ではない機能の担当者が不明瞭になった

このような問題を解消するため、思い切ってマイクロサービス化に舵を切り、本体の機能を分割して、カナリヤリリースをしながら複数サービスで構成されるプロダクトに変更したそうです。
マイクロサービス化したことにより責務が明確にはなりましたが、それにより開発チーム間のコミュニケーションがより重要となりました。そのため現在は「スクラムオブスクラム」「ユースケース駆動開発」「ドキュメンテーション文化」の取り組みを進めているそうです。規模拡大とともに必要な組織・チームづくりなど、どの企業でも参考になるお話しを共有いただきました。

続いて、CFO藤本氏からは「オールワンサービス化に向けた取り組み」についてもお話いただきました。

“中小企業の悩みをすべて解決できるAll in oneサービス“として、特に開発の敷居が高いというご意見の多い「アプリ」の作成機能を提供するため、アプリ作成ツールを事業買収したとのこと。ペライチを使えば、“ノーリスク・ノーコード・ノースキル“であらゆるビジネス課題が解決する状況を実現しているそうです。
スピード感とユーザー目線を第一に、自社開発だけではなく事業買収も含めて事業を拡大されているとのことでした。

【後半部】

後半部のトークセッションは4つのテーマを軸に、普段なかなか聞くことのできない、ノーコードサービスをつくる組織のトップのぶっちゃけトークが繰り広げられました。

① "顧客ファーストなサービスづくり"においてエンジニアはどうあるべきか

このテーマでは、顧客ファーストなサービスの開発では、技術だけを突き詰めるのではなくよりサービス視点を持つべきかという質問があがりました。瀬川氏からは「エンジニアの仕事は課題を解決することであり、それが結果的に顧客ファーストにつながる。ユーザーヒアリングはするが、ユーザーの声から本質的な課題を見抜いて現実的な解決策を提示できる能力が必要だ。」というご意見をいただきました。

②ノーコードサービス提供におけるプライシングの決め方とは

次のテーマのサービスのプライシング方法について藤本氏からお話しいただきました。
まずは競合の価格とそれに対し、どのような機能を提供するかで価格を決めるそうです。これは一般的だと思いますが、ペライチでは2020年に大幅な値上げをしています。それは、多機能なサービスに成長するなかで、プラン・機能に対しそれだけの自信・価値があると判断したからだそうです。それでも長期利用やロイヤリティの高い方には値引きもするなど、適正価格は常に考えているというお話しでした。

③外部からの別サービスを本体に連携するときの開発側のポイントとは

このテーマではM&Aで事業を拡大すると、連携が大変なのでは?どのようなことを考慮しているのでしょうかという質問があがりました。 CTO瀬川氏からは、データ連携、認証、APIの設計など、設計で重要なことは一般的だと思います。ただ、連携先の会社とシームレスに連携ができたり、文化の融合ができるかというところはポイントにして考えているというお話がありました。
また、M&Aにより自社開発より早く提供できるかどうかは、見極めてM&Aの際に判断しているとのことでした。

④マーケットインの開発を行うための工夫

最後に、「市場(顧客)の立場に寄り添いながら、市場が必要とするモノを提供」するマーケットインの視点は、どのような工夫で実現させているのか、というテーマでお話いただきました。
ペライチでは、開発部と企画部門であるカスタマーリレーション部門が連携してユーザーの声を基に開発を進めているそうです。
新機能を作る際には、ユーザーインタビューや問い合わせの声を拾い上げて開発にフィードバックされ、その声を反映して開発しているとのことでした。
順調なサービス拡大の裏には、特別なことではなく一つ一つの課題に対して丁寧に向き合いプロダクトに反映する、”愚直に”やることをやろうという姿勢があるのだと教えていただきました。

さいごに

今注目のサービスだけに、セミナー最後のQ&Aでも多くの質問が寄せられました。搭載されているAIアシスト機能や創業時の資金面や体制、後発サービス導入の狙いなど、多くの質問があがり、見応えたっぷりの時間となりました。
どの内容においても、”顧客ファーストなサービス”であるためにどうあるべきか、一貫しているペライチ社の取り組みは、エンジニアだけでなく起業家や経営者にも学びのある内容となったのではないでしょうか。

Tech Valleyでは、今後も継続してエンジニアを対象とした最新の技術を学ぶ機会や知識を深めるセミナーを実施していく予定です。働き方の新しい「当たり前をつくる」と掲げ、ITフリーランスという働き方の啓蒙をエンジニアの方々と企業側双方へ行っております。
フリーランスをスタートする方々に向けた「はじめてのフリーランスセミナー」やITフリーランス向け福利厚生サービス「フリノベ」等のご支援も可能ですので、まずは無料登録からご相談ください。

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