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Tech Valley

エンジニア向け技術セミナー「今聞いておきたい!エンジニアのためのWeb3.0」セミナーレポート!

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ITフリーランスに特化した20年の支援実績を持つギークスでは、「Tech Valley(テックバレー)」と称し、エンジニアを対象とした最新の技術を学ぶ機会や知識を深めるセミナーを実施しています。

今回は、Polkadot公式アンバサダー兼株式会社DAO代表の上田氏と「SBINFTマーケット」を運営する株式会社SBINFTのお二人にご登壇いただいた、Tech Valley初の3社合同イベントの内容となっており、Web3の領域で活躍したいエンジニアやクリエイターにとって必見のレポートとなっております!

この記事の目次

開催の背景

「Tech Valley(テックバレー)」は「エンジニアの好奇心を満たす出会いが見つかる」をコンセプトに、企業・著名なエンジニア・CTOによる講演やパネルディスカッションなど、様々な形で開催しているイベントです。

今回は、「geechs job(ギークスジョブ)」にご登録いただいているITフリーランスの方々の「ブロックチェーン技術やメタバース・NFTなど、興味はあるものの何から手をつけていいか分からない」「トレンドとしては知っているものの、情報収集に動けていない」といった声をもとに企画しました。

登壇者紹介

上田 敏孝氏

上田 敏孝氏Polkadot 公式アンバサダー 兼 DAO社 代表取締役CEO

2005年にHR系の企業へ入社し、採用領域でゼロから事業を生み出すことを経験。
2019年より個人事業としても活動を開始し、アドバイザーや講演家として活動しつつ、日本で唯一DAO型株式会社を”株式会社DAO”として設立。
WEB3.0を支えるフィクサーとして日々新しい概念を駆け巡っている。

葛西 駿氏

葛西 駿氏SBINFT社 営業推進部 部長

ソフトバンクエージェント社に入社後、2017年にコンサルティングやウェブマーケティングを行う。2018年よりウェブマーケティングマネージャーとして国内VCに入社し、
翌年から外資系企業に加わり、ブロックチェーンプロジェクトの開発マネジメントなどを行う。2021年よりSBINFT社にてNFT事業に携わり、営業推進部 部長を務める。

樋渡 和憲氏

樋渡 和憲氏SBINFT社 開発部 部長

新卒でマスコミのAWSエンジニアとしてキャリアをスタートし、2020年よりLINE社にてソリューションエンジニアへ、その後PM兼アーキテクトとして携わる。ブロックチェーンやDapps開発により深くかかわりたいという想いから、2022年3月にSBINFT社に入社。2022年11月からは開発部 部長に就任し、エンジニア組織を率いている。

ファシリテーターは、「Tech Valley」を推進するMakinoが担当しました。

セミナーの内容

プログラムは2部構成となっており、前半部はWeb3.0に至るまでの過程やNFTの活用事例の紹介、後半部は参加者の技術やキャリアに対する疑問をディスカッション形式でお答えしました。

セミナーのプログラム

改めて「Web3.0」とは?Web1.0から現在に至るまで、歴史を踏まえて解説

「Web3.0とは、ブロックチェーン技術を活用した『自律分散型』の世界である」と語る上田氏。Web2.0の「透明性の欠如」や「所有権の不在」などの課題を踏まえて誕生したWeb3.0は、現在のGoogleやMetaなどの巨大プラットフォームに大きな変化をもたらす可能性があると解説しました。

Web2.0における課題とWeb3.0が誕生した理由の画像
Web2.0における課題とWeb3.0が誕生した理由

Web3.0の一部として注目されているのがNFT(非代替性トークン)です。

日本では、2021年頃から頻繁に耳にするNFTですが、2023年現在、国内におけるNFTの活用事例は多岐に渡り、知的財産権やアニメなどのコンテンツのライセンシングにも活用されています。

実際にSBINFT社では、NFTがコミュニティとの親和性が高いことに着目し、有名クリエイターと共にチャリティーオークションをメタバース上で開催するなど、NFTを活用した慈善活動も行っています。

SBINFT社のNFTを活用したチャリティーイベントの画像
SBINFT社のNFTを活用したチャリティーイベント

DAppsと開発体制、実際はどうなっているのか

多方面でNFTが注目されるなか、開発者にとって、一体何の技術が使われているのか、どのような開発体制なのかなどは、非常に関心の高いトピックです。ウェビナー内では、実際にSBINFT社がおこなっているDApps開発について、樋渡氏より赤裸々に語っていただきました。

DAppsとは、「Decentralized Applications」の略称で、ブロックチェーンを活用して構築されたアプリケーションのことです。ユーザーがデータの所有者である点が特徴で、Webアプリケーションにブロックチェーン技術であるスマートコントラクト、ブロックチェーンウォレットが追加された構図です。スマートコントラストを開発するためにSolidityという開発言語が使用されることが一般的です。

「Web3.0の開発は障壁が高そう」と不安を感じている開発者もいます。それに対して、もともとWebアプリケーション開発者である樋渡氏は「Webアプリケーション開発と同様のスキルや知識を活用することができ、現在のキャリアの延長線上で始められる」とそれほど障壁が高くないと言います。

DAppsと開発体制画像

またWeb3.0で求められる人物像について、「正解がない現状において、新しい技術を自ら習得する積極性や好奇心が重要である」と登壇者3名が口を揃えて言います。

今、フリーランスエンジニアがWeb3.0にチャレンジするべき理由

後半の質疑応答のなかで、参加者からの「Web3.0とWeb2.0は、どちらで開発経験を積んだ方がメリットがあるか」という質問に対して、「両者を分けて考えるのではなく、新しいプロジェクトの一環として、好奇心で飛び込んでみるとよい。Web3.0を経験することで対応領域が広がる」という樋渡氏の回答に続き、上田氏は「Web3.0は未だ未開拓なブルーオーシャン市場であり、実績や経験が報酬に繋がっていく。誰も成し遂げたことのないことを自ら切り開いていける楽しさがある。」と開発者の好奇心を掻き立てる回答を示しました。

NFTプロジェクトごとにチームが編成され、Web3.0開発に携わったことのある開発者が少ない今だからこそ、フリーランスエンジニアも目立てるチャンスが大いにあると言えます。

さいごに

セミナー終了後のアンケートでは、「事例をあげてわかりやすく説明いただいたことにより、Web3.0についての理解が深まった」「ブロックチェーンやNFTに対する敷居の高さが少し和らいだ」「NFTやメタバースに関われるようにスキルアップをしていく」などの前向きな感想が多数寄せられました。

Tech Valleyでは、今後も継続してエンジニアを対象とした最新の技術を学ぶ機会や知識を深めるセミナーを実施していく予定です。引き続き、ITフリーランスの皆さまのキャリアサポートを行ってまいります。

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