GUIとは?構成する要素やメリット・デメリットについてわかりやすく解説

現代のデジタル社会では、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスが日常生活に深く浸透しています。これらのデバイスを操作する際に不可欠な要素の一つが「GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)」です。
今回は、GUIの概要や構成する要素、メリット・デメリットについて解説します。
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GUIとは
GUI(ジーユーアイ/グイ/グーイ)とは、「Graphical User Interface」の略で、日本語では「グラフィカルユーザーインターフェース」と呼ばれ、ユーザーがコンピュータに対して指示や命令を出す際に、視覚的な要素を通じて直感的にコンピュータを操作できるインターフェースです。
たとえば、私たちが普段使用しているウェブブラウザ(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなど)や、オフィスソフト(Microsoft Word、Excelなど)の画面上でクリックやドラッグを行う操作は、すべてGUIによって可能になっています。
GUIと対比される概念として「CUI(Character User Interface)」があります。
CUIは文字ベースのユーザーインターフェースで、キーボードからコマンドを入力してコンピュータに指示を出す方式です。
CUIでは、ユーザーが特定のコマンドや構文シンタックスを覚える必要があり、操作には専門的な知識が求められます。
一方、GUIでは視覚的な要素をマウスやタッチパネルで操作するため、コマンドを覚える必要がないため、初心者でも簡単にコンピュータを操作することが可能です。
たとえば、CUIではファイルのコピーを行う際に「cp」コマンドにコピー元とコピー先のパスを指定して入力する必要がありますが、GUIではファイルをドラッグ&ドロップするだけでコピーが可能です。
GUIの要素について
GUIを構成する要素としては、以下のようなものがあります。
ウインドウ
ウインドウは、GUIの最も基本的な要素の一つであり、アプリケーションやファイルの内容を表示するための枠組みです。
ウインドウは自由にサイズ変更や移動ができ、複数のウインドウを同時に開くことで、マルチタスクが可能となります。
たとえば、ウェブブラウザで複数のタブを開いて情報を閲覧しながら、ワードプロセッサで文書を作成することができます。
メニュー
メニューは、アプリケーションの機能やコマンドを一覧表示し、ユーザーが選択できるようにしたものです。
一般的に、画面上部に「ファイル」・「編集」・「表示」・「ヘルプ」などの項目が並んでおり、それらをクリックするとサブメニューが表示されます。
アイコン
アイコンは、アプリケーションやファイル、機能などを端的に象徴する小さな画像です。
通常、アイコンは直感的なデザインで表現されており、ユーザーはそのアイコンをクリックすることで、アプリケーションの起動やファイルの開封が可能です。
たとえば、ゴミ箱のアイコンは削除機能を、フォルダのアイコンはディレクトリを表しています。また、メールのアイコンはメールアプリケーションを、音楽のアイコンは音楽再生アプリケーションを示しています。
ボタン
ボタンは、特定の操作やコマンドを実行するための要素です。
ボタンには「OK」・「キャンセル」・「適用」などのテキストや、再生・停止・保存などのアイコンが表示されています。
フォームに入力した情報を送信する際には「送信」ボタンをクリックするなど、ボタンをクリックするだけで処理が実行できます。
チェックボックス
通常、チェックボックスは複数の項目から一つ以上の任意の項目を選択する際に使用される要素です。
チェックボックスをクリックしてオン(選択)またはオフ(非選択)の状態を切り替えることが可能です。
アンケートで興味のある趣味を選択する際に、「音楽」・「スポーツ」・「読書」などのチェックボックスが用意されており、該当する項目にチェックを入れることができます。
ラジオボタン
ラジオボタンは、複数の選択肢から一つだけを選択する際に使用される要素です。
ラジオボタンはグループ化されており、一つのボタンを選択すると他の選択肢は自動的にオフになります。
例として、性別を選択する際に「男性」か「女性」かを選ぶ場合や、支払い方法を「クレジットカード」、「銀行振込」、「代金引換」から選択する場合にラジオボタンが使われます。
テキストボックス
テキストボックスは、ユーザーが文字や数字を入力するためのフォームです。
ログイン画面のユーザー名やパスワードの入力欄、検索エンジンの検索バー、コメント欄など、さまざまな場面で使用されます。
テキストボックスには、入力内容によっては自動補完機能や入力制限を設けることで、ユーザーの入力ミスを防ぎ、よりスムーズに入力できるようにします。
スクロールバー
スクロールバーは、画面に表示しきれないコンテンツを閲覧するための要素です。
ウインドウやテキストボックス内で上下または左右に移動して、全体の内容を確認することができます。
長いWebページやドキュメントを閲覧する際には、スクロールバーを使って画面を移動させます。
GUIのメリット・デメリット
GUIにはそれぞれメリット・デメリットが存在します。
まず、メリットから見ていきましょう。
直感的な操作が可能
GUIは視覚的な要素を使っているので、画面を見ただけで操作方法がわかります。アイコンやボタンをクリックするだけで操作できるので、初心者でも簡単に使いこなせます。
高齢のユーザーやシステムに馴染みのないユーザーでも簡単にスマートフォンで写真の閲覧をする、通話をするなどのアクションができるようになるという操作性の高さがGUIの長所です。
学習コストが低い
GUIは操作方法がわかりやすいため、新しいアプリケーションやシステムを導入する際の学習コストが低く抑えられます。ユーザーマニュアルを読まなくても、画面を見れば何となく使い方がわかるのは大きなメリットです。
社内で新しいシステムを導入する際もGUIで作られたシステムを利用すれば、従業員への教育にかかる時間やコストを節約できます。
視覚的に分かりやすい
GUIでは、テキストだけでなく画像や動画、グラフなどを表示することができるため、視覚的に分かりやすく情報をユーザーに伝えることができます。
データ分析の結果をグラフで表示したり、商品の説明に画像や動画を使ったりと、データを視覚的に伝えることで、よりUX(ユーザー体験)を向上させることができます。
マルチタスクがしやすい
GUIでは複数のウインドウやタブを同時に開いて操作できるため、マルチタスクが容易に行えます。
メールをチェックしながら資料を作成し、Webで情報を検索する、といった複数の作業を同時に進めることができるのも、システムがGUIで作られているおかげです。
一方で、GUIには下記のようなデメリットもあります。
システムリソースを消耗する
GUIは視覚的な要素が多いため、CUIに比べてメモリやCPUなどのシステムリソースを多く消費することがあります。そのため、古いパソコンやスペックの低いデバイスでは動作が遅くなることがあります。
GUIのシステムを使うことによって最新のグラフィックを多用したアプリケーションを古いパソコンで動かそうとすると、起動に時間がかかったり、操作がもたついたりすることがあります。
開発コストが高い
GUIを開発するには、デザインやユーザビリティを考慮する必要があるため、その分開発コストが高くなります。見た目の美しさや操作性を高めるためには、WebデザイナーやUI/UXデザイナーの手を借りる必要があります。
また、ユーザーテストやフィードバックを反映させるなど、開発プロセスが複雑になることもあります。
自動化やスクリプト化の困難さがある
GUIの操作を自動化するのはCUIに比べて難しい場合があります。CUIではスクリプトを使って一連の操作を自動化できますが、GUIでは専用の自動化ツールやマクロを使用する必要があります。
大量のデータを一括で処理したい場合、CUIなら簡単なスクリプトで対応できますが、GUIでは手作業で行うか、自動化ツールを設定する必要があるため、その場合はGUIはやや不利となります。
高度な操作には不向きな場合がある
GUIでは画面に表示されている範囲でしか操作ができないため、細かい設定や高度な操作を行うのには向いていません。一括処理や自動化など、専門的な操作はCUIの方が適しています。
GUIでは同じ操作を行うのに手間がかかることがあり、サーバーの設定を一括で変更したり、複雑なプログラムを実行したりする場合、コマンドラインで直接コマンドを入力した方が効率的です。
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GUIで作られたシステムは私たちの生活に浸透しており、CUIで作られたシステムを見かけることは少なくなりました。
システムを使うユーザーの年齢層やITリテラシーの高さは多岐にわたるため、新しくシステムを作るならまずGUIで作ることが前提となることも多いでしょう。
その際、どのようなUI/UXをユーザーに提供するかを考えることが、エンジニアとしての成長する第一歩となります。
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