2024/3/28 木
活躍できるかは努力次第、年齢は関係ないーエンジニアインタビュー
K.S様 37歳
- ポジションシステムエンジニア
- メインスキルPHP
- フリーランス歴8ヶ月
ITフリーランス専門の案件検索サイト「geechs job(ギークスジョブ)」は、スキルや経験、希望する働き方などのこだわりを軸に、企業の様々な案件を探すことができます。ITフリーランスの方、一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがつき、プロジェクト参画の為の商談設定や条件交渉、契約手続きを代行する他、現場へ参画した後にはメンターとして、トラブルの防止や円滑な業務進行を支援し、安心して仕事に取り組める環境作りをサポートしています。
今回は、ギークス経由で案件に参画し、ITフリーランスとして活躍するK.S様にインタビューを行いました。
この記事の目次
K.S様:前職は飲食店でのマネジメント業務やベトナムの商社での営業管理職として活躍。 異業種からの転職でありながら、エンジニア歴3年でフリーランスに転身。クオリティにこだわる姿勢から、参画先での評価も高い。
エンジニアでフリーランスになった背景
異業種からのキャリアチェンジですが、エンジニアを目指した理由を教えてください。
手に職をつけたいという思いからエンジニアを目指しました。
前職のベトナムの商社では、管理業務でも技術的なスキルが必要な場面もあり、技術が足りないことで悔しい思いをしていました。そんな経験から手に職をつけたいという思いがありました。
また当時のベトナムでは、配車アプリのGrabや、バーコード決済のようなFinTechが爆発的に流行っていました。そういった新しい技術を使うことも好きでしたし、革新的なサービスが世の中を変えているということを実感し、IT業界に挑戦しようと決断しました。
民間のプログラミングスクールに3ヶ月ほど通った後、エンジニアとして就職し、3年ほど経験を積みました。
エンジニアとしてのキャリア、そしてフリーランスになった経緯を教えてください。
エンジニア歴はちょうど3年になります。社員として約3年の経験を積み、2023年の夏に独立してフリーランスになりました。
自分自身で責任を持って働きたいという思いから、元々独立したいという気持ちはありました。最近結婚をして私生活にも変化があり、独立に踏み出すきっかけの一つになりました。
フリーランスになることで、会社員とは違い「結果を出さなければ契約を切られてしまう」という不安もあります。ですが、自分のクオリティや価値を突き詰めていきたかったので、その環境が自分には合っていると思いました。
実際にフリーランスとして独立されて、いかがですか。
今の参画先は、フリーランスでも長く契約されているベテランの方が多く、スキルの高い方が多いので刺激を受けています。そんな中だからこそ、自分の価値を出すために足りない部分をキャッチアップする努力ができていると思います。
以前は設計思想などをよく勉強していましたが、今はコードを実装することが多いので、そういった技術的な学習が多くなりました。
また仕事以外の事務処理などの面では社員の時とあまり変わらないように感じます。
フリーランスになったら事務作業は増えるイメージがあったのですが、ギークスジョブのシステムを利用することでとても軽減されています。業務レポートのアプリや、請求書の代行サポートなど、今では当たり前に使っていますが、正社員の時より軽減されている作業もあり仕事に集中できる環境が整っています。
また、担当の方からもまめにご連絡いただき、サポートいただいています。いつもレスポンスが早くてありがたいです。
フリーランスで働くメリット
正社員の頃と比較して、変化した点はありますか?
より自分の価値を提供するためにどうするか、考えながら仕事に励むことができていると感じます。常にそういう気持ちを持っているので、自然と難しいことへも挑戦する機会が増えたと思います。課題解決などに対する意識の変化は大きいなと自分自身で感じています。
一方で、仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけられるようになりました。委託先の作業の組み方がうまいことやフルリモートで働けているということもあり、以前より自分で使える時間は格段に増えました。
通勤圏内では、条件面で自分の望むような仕事はなかなか無いですが、住まいを移さずに東京の案件を受けられているので、スキル面でも条件面でも希望が叶い、とてもありがたいです。
逆にデメリットに感じることはありますか?
刺激を与えてくれる人が少なくなったかもしれません。
社員の頃は常駐で働いていたということもありますが、社員同士の何気ない会話の中でも、いま磨いている技術や読んでいる本の話など、参考になることが多かったです。フリーランスになってそういう機会は多少減ったかな、と感じています。ですが、勉強会に参加したりすることでこの点は解消できると思っています。
異業種からのキャリアチェンジ。スキルやトレンドのキャッチアップで意識していることはありますか?
私は本から吸収することが多いです。参画先の開発手法・設計思想に合わせて、自分の技術や考え方をブラッシュアップしています。
タスクや課題についてはネットで調べることもありますが、漠然とネットを見て情報収集するようなことはあまりありません。
本の知識では、技術的な面では古くなってしまう情報もありますが、核となる考え方や知識は学べることが多いと思っています。
30代からのキャリアチェンジだったので不安はありましたが、フリーランスになる前は、プライベートの時間を使ってかなり勉強をしていました。それが今役に立っています。
会社員・フリーランスに関わらず、学びを止めてはいけないということですね。フリーランスへの転身はして良かったですか?
よかったですよ!(即答)
収入も上がって、気持ちに余裕が持てるようになりました。仕事を評価いただけるからこそ、契約延長の依頼につながってくると思うので、評価していただけるということが嬉しいですね。成果を出すという点において気が抜けない、この環境が私にはあっていると思うので、フリーランスになって良かったと思っています。
ギークスを選んだ理由
「エージェント」と一口に言っても様々な会社があるかと思います。その中でギークスを選んでくださった理由はどのようなところにありますか?
ネットで検索して何社か登録してみたのですが、その中で自分のやりたいことや興味のありそうなことを汲み取って案件を紹介してくれました。これまでのキャリアと照らし合わせて提案いただけたのはギークスだけでした。
また、担当の方が知りたい情報を教えてくれ、かなり寄り添った提案をしていただいたなと思っています。
そして他社さんと比べて福利厚生の数が豊富だったことも決め手になりました。 今だから言えることですが、他社さんからは、より単価の高い案件のオファーをもらっていました(笑) ですが、やりたいことなど長い目で見てマッチしているのは今の現場だと思います。
今後目指す未来
今後の目標はありますか?
今後の目標は、ちょうど考えているところです。
今の現場に60代後半で技術のスペシャリストとして参画している方がいます。
これまでは年齢的にマネジメントを目指していかないといけないのかなと思っていましたが、技術のスペシャリストとして生きるのもありだなと、選択肢が広がりました。
今後もプライベートの生活と仕事、良いバランスを保てたらいいなと思っています。ライフスタイルや考えの変化によって今後の働き方を選ぶことができるのも、フリーランスのいいところですね。
最後に、フリーランスを目指す方にメッセージをお願いします!
未経験・異業種からのキャリアチェンジでは、年齢等も気になると思うのですが「努力すれば活躍の場は用意されている」と私自身が感じていることを一番に伝えたいです。年齢など気にせずどんどん行動に移していくことが何より大切だと思います。
また、エンジニアは黙々と仕事するイメージが強いと思いますがコミュニケーションがとても大切です。今の現場でも皆さん適当なレスポンスはしないですし、誠実に仕事に向き合っている方が多いです。リモート環境では特に、丁寧にコミュニケーションを取ることが大切になってくると思います。
これからフリーランスを目指す方は、不安もあるだろうと思います。ただ多少の失敗があったとしても、そこまでの過程をしっかり説明できること、信頼関係を築くことが大切だと思っています。
暗いニュースも多いですが、楽しく人生を送るために自分にとって良い選択をしてほしいなと思います。
右:ITフリーランスのK.S様
左:ギークスのカスタマーサポート担当のA.C
ありがとうございました!
あとがき
未経験からエンジニアへ、そしてフリーランスへ転身されたK.Sさん。「ギークスは、やりたいことや興味のあることを汲み取って案件紹介してくれました」とお話しいただきました。