「スピード重視の開発現場に即戦力で応えてくれるITフリーランスの心強さ」ーモビルス株式会社
CX(顧客体験)向上を支援するコンサルティングや、カスタマーサービスの品質をサポートするサービスを提供するモビルス株式会社には、ギークスよりITフリーランスの方々が参画中です。
モビルス株式会社の徳山様に、ITフリーランスを活用するメリットや、ギークスの魅力についてお話しいただきました。
顧客サポート業務の効率化に対し幅広いソリューションを提供

ーモビルス株式会社のサービスについてご紹介いただけますか。
徳山様:クライアントのサービスをご利用するお客様の利用に至るまでの”つまずき”の解消に向けた顧客体験(CX)の向上を提案することで、クライアントのブランディングに繋げていくことをミッションとして「CX-Branding Tech」を掲げております。そして、生成AI等の新しいテクノロジーを取り込んだオペレーション支援生成AIサービス 「MooA®(ムーア)」をはじめとし、顧客コミュニケーションのノンボイス化とデジタル化を推進する有人チャットやボイスボットなどのSaaSソリューション「モビシリーズ」の開発を行っています。
ー開発体制について伺いたいです。
徳山様: 7つの製品があり、基本的には製品ごとにチーム分けしています。各チーム、PMとエンジニアがいる体制ですね。他にも製品のカスタマイズを担当するチームやインフラチーム、QAチームなど、役割に応じてチームや組織を分けています。
また、正社員とフリーランスの比率は大体半々ぐらいですね。もともとは正社員の方が多かったのですが、最近はフリーランスの方が増えてきました。
ーどのような方々が働いていらっしゃるのでしょうか。
徳山様:多様性を重視しているため、雇用形態も国籍も様々な方が一緒に働いています。社員数としては日本人が多いのですが、アジア圏やヨーロッパ圏の方など9ヶ国の方が働いています。公用語は日本語ですが、一部のチームでは英語でコミュニケーションを取ることもあります。
特にエンジニアは国籍問わず、開発することが好きで弊社の製品やサービスに共感していただける方を採用しています。
ーコミュニケーションの取り方について教えてください。
徳山様:直接のコミュニケーションを重要視しており、週3日出社と週2日リモートのハイブリット形式を取り入れています。オフィスも仕切りのないワンフロアにしており、コミュニケーションが取りやすい環境になるように工夫しています。
特にエンジニアの方は、フルリモートを希望される方も多いのですが、入社後(参画後)に、コミュニケーションを重視する姿勢に共感していただき、「ハイブリット形式ってちょうどよい」と言っていただけることも多々あります。
さらに、役員などの経営陣についても同じフロアにおり、物理的にも精神的にも壁がなく、コミュニケーションが取りやすいです。Slackなどで文章のやり取りする際も、堅い文章だけでなく、スタンプ等のライトなコミュニケーションを取ることもあります。前の会社が割と堅い社風だった私からすると、最初はカルチャーショックでしたが、今はフラットな社風の表れだと思っています。
ー「スピード」も大切にしているとのことですが、具体的にどのようなカルチャーがありますか。
徳山様:弊社代表の言葉で「クオリティは80%でいいので、スピードを130%にする」というものがあり、クオリティはお客さんと共に作るというカルチャーがあります。ユーザーにとって必要で使いやすいものを作りたいからです。
特にAIを活用した製品開発は、開発競争が激化しています。そこで生き残っていこうと思うと、やはり「スピード」が重要になります。
まずは作ってみる。そして、お客様からフィードバックをもらい、改善する。というトライアンドエラーの繰り返しでいいものを作ることを大切にしています。

ー長期的に稼働されている方が多い印象ですが、何か工夫されていることがあるのでしょうか?
徳山様:働き方や環境、業務内容などを「雇用形態によって区別しない」と言うことを心がけています。正社員だから、 フリーランスだから、といった区別をせず、業務に関わる人全員が利点を享受できるようにしています。
例えば、弊社ではフレックス制度を導入していますが、フリーランスにも同じ条件で働いていただいています。また、月に1回全社員が集まる全社会議にも任意で参加でき、会社の方向性や経営の課題を知ることができます。コミュニケーションの施策(例:「シャッフルランチ」と呼ぶランダムな組み合わせでランチ など)にも、任意で参加可能です。強制はなく、希望する方は自由に参加できます。
働き方・コミュニケーション・情報・施策などを区別しないことで、仕事や会社を理解できる機会が生まれ、働きやすさと併せて働くモチベーションを生み出せていると思います。こうした取り組みの積み重ねから、長期的に稼働していただくに至っている、と思います。
本音を引き出す能動的なフォローにより、長期間稼働が可能に ーギークスの強み
ーITフリーランスを活用した背景を教えて下さい。
徳山様:エンジニアの採用をスピーディーに行う必要があったからです。もともとは正社員で採用したいと考えていましたが、正社員採用の場合、採用までに数ヶ月かかることが多いため、開発スピードに対して人員の補給が追い付かないという課題がありました。
特に、弊社の場合は即戦力人材に絞って募集しているため、採用が長期化することが多いです。そこで、スピーディーに採用でき、即戦力となるITフリーランスを活用し始めた、というのが背景です。
ITフリーランスの活用により、必要なスキルを持った方に、スピーディーに参画いただくことができるので、開発スピードを維持する上で非常に助かっています。
ー複数エージェントを活用する中での、ギークスの魅力を教えてください!
徳山様:やはりスピードが魅力ですね。募集開始から提案までが、非常に早いです。
さらに、参画が決まった後のフォローアップもとても丁寧です。
こちらから問い合わせをしなくても、参画した方が「どう感じているか」等を、参画後1週間、1ヶ月、契約更新時と細かく伝えてくれるので、ありがたいですね。
何か問題が発覚してから意見を聞いたり、対応されるエージェントが多い中、問題のあるなしに関わらずフィードバックをいただけるのは、長期参画を目指している弊社にとって、とても魅力的です。
ー具体的なエピソードはありますか?
徳山様:1番印象に残っているのは、PMで参画してくださった方へのフォローアップについてですね。そのポジションは、元々ミッションが難しくかなり製品や業界に対しての理解が必要でした。
そのため、参画から3ヶ月ほど教育期間を設けるなどの対策を行っていましたが、「実際ご本人がどう感じているか」が気になっていました。
それに対して、ギークスさんから直接ご本人をフォローしていただき「初めてやる作業が多く、アウトプットを出せているか不安に思っているようなので、一度業務に関する面談をしてみてはいかがでしょうか」というご提案をいただきました。
面談で作業のすり合わせを行い、具体的に不安に思うことや今後の方向性など、一歩踏み込んだ話ができたため、不安を解消でき、継続に繋げることができました。
あのタイミングで話せていなければ、終了になっていた可能性もあったので、とてもありがたかったですね。
表面的には問題がないように見えても、ある日突然退職を切り出される方もいらっしゃいます。契約が壁になって、言いたいことが言えないこともありますので、本音を引き出してくれるサポートの価値は非常に高いと思っています。ITフリーランスの方にとっても、働きやすく続けやすい環境が提供できますから。
ーありがとうございます!

モビルス社の目指す未来とは
ー今後の展望について教えてください。
徳山様:基本的には、コンタクトセンターへ向けてソリューションを提供していく姿勢は変わりません。今後は生成AIを利用しながら、技術革新をしっかり製品に落とし込んでいきたいと考えています。お客様が求めている期待に応えながら、それを超える価値を提供し、その先にCXによる企業ブランディングのサポートを見据えています。
また、この展望を実現していくためには「一緒に成長できる人」との出会いと、協力も必要だと思っています。
生成AIは、我々がいる業界に非常に大きなインパクトを与えています。日本だけでなく、グローバルで見てもコンタクトセンター業界は、生成AI活用の一丁目一番地と言われており、 業界は大きく変わろうとしています。
この業界の変革と成長とに合わせ、弊社も成長しようとしているので、 参画いただく方にも同じように、チャンスをつかんで成長して欲しいと考えています。
また、そのような成長意欲のある人材との出会いを、引き続きギークスさんにサポートいただけると大変ありがたく、嬉しいです!
あとがき
IT人材不足が社会課題として取り上げられて久しい中、事態は深刻となっており、エンジニアの採用はますます激化していくことが予想されます。
ギークスでは、豊富な支援実績を持つ担当者が、企業様の状況や要望をヒアリングし、業界経験やエンジニアスキルなど、様々な観点からマッチした人材をスピーディーにご提案します。企業様のニーズに合わせた最適なサポートができるように、今後も努めてまいります。
▼ 会社概要
会社名:モビルス株式会社
URL:https://mobilus.co.jp/