「採用〜契約中まで一貫したサポートで、ともにITフリーランス活用を」—Supership株式会社
デジタルトランスフォーメーション事業を行い、広告やマーケティングにおいて先端を走るSupership株式会社には、現在ギークスを通じて複数のITフリーランスの方が参画しています。
Supership株式会社の名畑様、平岩様に、ITフリーランスを活用するメリットや、ギークスの魅力についてお話しいただきました。
データ利活用の知見とマーケティング支援のサービスを展開

ーSupership社のサービスについてご紹介ください。
名畑様:Supership株式会社は、正確なデータとデータ活用の知見、そして国内屈指の広告配信技術を基盤に、企業のデジタルマーケティングを支援する「マーケティングソリューション事業」と、データを活用して顧客企業と生活者との接点でのCX向上や新たなマネタイズ機会の創出を支援する「データソリューション事業」を展開する、データテクノロジーカンパニーです。
2014年の設立以来、KDDIグループのデジタルマーケティング事業を担う中核企業として、スタートアップのスピード感と高度な技術力を強みとしながら、多様な事業を展開しています。様々なスタートアップ企業を吸収することで事業領域の拡大と組織規模の拡張を続けてきました。
ー開発体制について教えてください。
名畑様:開発部門には本部が2つありまして、合計で約100名のエンジニアが在籍しています。3〜5名程度のチーム体制を採用し、技能単位で分けていることが多いですね。
契約形態としては、正社員8割程度、フリーランス2割程度といった状態です。
一人の担当者に責任が集中しないよう、フォローアップ体制を充実させ、メンバー同士が協力し合える環境を重視しています。
ー開発部でのコミュニケーションの取り方について教えてください。
名畑様:コロナ前からリモートワークを取り入れていて、現在はほとんどフルリモートで作業をしています。
そのため、業務進捗に関する報告・連絡・相談だけでなく、ちょっとした雑談や気軽なコミュニケーションが取れる時間も設けるようにしています。正社員と、任意でフリーランスの方にも参加いただくことで、リモート下でもチーム間のコミュニケーションがスムーズに取れていると感じています。
また、課題解決に向けた提案や意見交換を積極的に行う文化が根付いており、2ヶ月に一度「本部会」という社内全員参加のイベントを開催しています。
このイベントでは、プロダクト開発本部やシステム統括本部のメンバーが登壇し、その後は懇親会が行われます。他にもボードゲーム部などの部活動を通じて、フリーランスの方にも参加いただき、交流の場を設けています

ー長期稼働される方が多い印象ですが、背景や施策はありますか?
名畑様:長期で弊社サービスに関わってくださる方が多いのは、プロダクトをより良くしたいという想いを持つ方が集まっているからかな、と思っています。
事業をスタートした当初からフリーランスの方々と協業しており、10年以上にわたり稼働されている方も少なくありません。
長期的に活躍されている方の特徴としては、個々のスキルが高いことと併せ、開発に対する信念やプロ意識を持っているという点にあると考えています。
私自身もエンジニアなのですが、作るものは自分の仕事の成果であると考えています。そして、より良いものを作ろうとする姿勢から、自然と強いプロ意識が生まれるとも感じています。
そのため、技術力の向上には力を入れており、様々な取り組みを行なっています。例えば、KDDIの子会社として、KDDIグループ各社のエンジニアが有志で主催する技術イベントの開催にも携わっています。(KDDIグループ企業各社のDeveloperが集い、「エンジニアが楽しめる」イベントを提供するコミュニティKGDC = KDDI Group Developer Community)毎回、多彩なテーマで100名以上のKDDIグループのエンジニアが集うイベントで、私自身もこれまでに何度か登壇者としてイベントに参加したこともあります。
また、グループのイベント企画にとどまらず、各メンバーが社内外で自主的に勉強会を企画し、自由に参加できる文化もあります。この文化が開発のモチベーション維持に貢献し、スキル向上の一助になっていると考えています。
利害を超え、採用〜契約中まで一貫したサポートを実現 – ギークスの強み
ーどんな課題から、ITフリーランスを活用されていますか?
名畑様:事業拡大に伴い、プロジェクトごとに求められるスキルや技術領域が多様化してきたことが、大きな背景です。
社内リソースだけでは対応しきれない専門的なスキルや、即戦力を必要とする場面が増え、専門的な開発実績があるITフリーランスの方々の力を借り始めました。
短期間で成果を求められるプロジェクトや、最新技術の導入が必要な場面では、ITフリーランスの柔軟性と専門性が強みとなります。
さらに、彼らの知見を取り入れることで社内チームの刺激となり、技術力向上にもつながると感じています。
ーギークスを利用し始めたきっかけを教えてください!
平岩様:ギークスを利用し始めたきっかけは、弊社の元採用担当者がギークスの出身だったことです。その方の仕事ぶりが非常に優秀だったため「この方がいた会社なら信頼できる」と思い、お取引を始めました。実際にギークスとお取引を開始してみると、ギークスのサポートの手厚さに驚きました。細かい要望にも柔軟に対応していただける点が非常に魅力的です。
ー複数エージェントを活用する中での、ギークスの印象・魅力を教えてください!
平岩様:ギークスの最大の魅力は「エンジニア探し〜契約開始後」まで一貫して営業担当者が窓口になってくれる点です。
他のエージェントでは、契約後に事務担当者へ引き継がれることが多く、ちょっとした相談がしにくくなることがあります。特に、契約開始後は細かな相談や調整ごともあるので、ギークスのように窓口がずっと一緒なのは、すごく助かります。
また、弊社の募集枠は特殊なものもあり、市場の人材母数が少ないこともあるのですが、そこに対し質問や提案を重ねて、募集の解像度を上げてくださるのも、助かっています。
契約開始後も、募集枠が決まるまでの背景を踏まえた上でフリーランスの方々との間に立っていただき、円滑な稼働をサポートしてくださっている点も、大きなメリットです。
ー具体的なエピソードはありますか?
平岩様:特殊な募集枠で、親身に寄り添っていただけたことが印象的でした。この募集枠では、なかなか候補者が見つからず、苦戦していました。その際に、ギークスの担当者はヒアリングを重ね、様々な角度で人材を提案してくださいました。結果的には、他のエージェントの候補者で採用が決まったのですが、その旨をギークスの担当者に伝えた際「決まって良かったです!安心しました!」と声をかけていただきました。
営業という立場からすれば、決して嬉しい結果ではなかったはずですが、クライアントの視点に立って寄り添ってくれたことが伝わり、非常に感動しました。
また、契約開始後の手厚いフォローも印象的でした。
ギークス経由で稼働されていた方が、別のプロジェクトへ異動することがありました。このようなケースは珍しく、契約条件の変更等もあったので、ご本人への伝え方等、悩む部分が多い事象でした。
しかし、ギークス担当者がご本人との調整や、契約手続き等もリードしてくださり、スムーズにチーム異動を完了させることができました。私も初めてのことだったので、手厚いサポートには本当に感謝しています。
採用から稼働中の調整まで並走してくださる環境があるからこそ、もう一人一緒に採用を行う担当が増えたようで、とても頼もしく感じています。

Supership社の未来について
ー今後の展望について教えてください。
名畑様:時代の変化に合わせたサービス発展をさせていく必要があると考えています。弊社は広告のイメージが強く、私自身も広告出身なので、広告に対する思いは非常に強いです。しかし、今後は、これまでの知見を生かし、マーケティング事業領域もより広げていきたいと考えています。
そのために、技術力をさらに高め、変化の激しい市場やお客様のニーズに対して柔軟に対応できる体制を整えていきたいですね。
これからも企業の課題解決や成長をサポートし、価値を提供し続ける存在であり続けたいと思っています。
また、そのために必要な優秀な人材との出会いを、これからもギークスにサポートいただけると嬉しいなと思っています。
あとがき
IT人材不足が社会課題として取り上げられて久しい中、事態は深刻となっており、エンジニアの採用はますます激化していくことが予想されます。
ギークスでは、豊富な支援実績を持つ担当者が、企業様の状況や要望をヒアリングし、業界経験やエンジニアスキルなど、様々な観点からマッチした人材をスピーディーにご提案します。企業様のニーズに合わせた最適なサポートができるように、今後も努めてまいります。
▼ 会社概要
会社名:Supership社
URL:https://supership.jp/